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基本の知識 |
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畜犬登録 [法律によって決められている] |
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登録料:3,000円 生涯1回のみ
犬を飼う場合、犬と暮らし始めてから30日以内に市町村の役所や保健所に届け出をします。
登録すると「犬」と書かれたステッカー(門票)と、*鑑札という番号が記入されている札をもらいます。「犬」と書かれたステッカーは玄関か門など家の入り口に他の人が見ても分かるように貼り、鑑札は犬の首輪につけておきます。 |
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*鑑札 |
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鑑札に記入されている番号はその犬だけの登録番号になるので、迷子になったときに首輪についていればすぐ飼い主さんがわかります。 |
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引越し、犬を途中で他人に譲る、死亡した場合 |
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役所や保健所に登録変更や取り消しの手続き(廃犬届)をする。 |
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狂犬病予防接種 [法律によって決められている] |
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料金:3,000円くらい(地域、病院によって異なります) 年1回
狂犬病は人にも感染する病気で、発症するとほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。
法律で接種が義務づけられていて狂犬病の予防のために行われます。
生後3ヶ月後に接種。それから毎年1回受けます。犬を登録後、保健所から通知がきて集会会場で受けることもできます。動物病院では1年中いつでも受けることができます。
予防注射を受けると、「狂犬病予防注射済証」をもらいます。 |
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病院での狂犬予防接種 |
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初めての予防接種の場合、体調を崩してしまう子がまれにいるので、始めての狂犬予防接種は病院で受けたほうがいいでしょう。他の犬が苦手なワンちゃんや、老犬、たくさん犬がいると興奮して落ち着かなくなってしまうワンちゃんなども病院のほうがいいでしょう。 |
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混合ワクチン |
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料金:10,000〜15,000円くらい(病院によって異なります) 年1回
ワクチンは感染症を防ぐために行われます。
ワクチンは1年間しか持続しないため、毎年1回動物病院で受けます。
ただ、生まれたばかりの子犬だけは免疫を確実にするため生後2ヶ月以降に2〜3回受けることになります。接種することで防ぐことのできる恐ろしい病気もあります。3種混合から9種混合など種類もたくさんあるので、獣医さんとどれを受けるか相談して決めましょう。
滅多にありませんが、予防接種によってアレルギーを起こす犬がいます。予防接種を受ける前、受けた後はおとなしくさせましょう。 |
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フィラリア予防 |
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料金:1年間合計で12,000円くらい(予防薬の種類、犬の体重によって異なります)
地域によって期間は異なりますが、フィラリア予防期間に毎月1回予防薬を内服することで100%防ぐことができます。蚊の媒介によって体内に入り込み心臓や肺、血管に寄生する病気です。 |
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ノミ・ダニの予防と駆除 |
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春から夏にかけては、ノミ・ダニの繁殖が活発になるので特に気をつけましょう。 |
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ノミについて |
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ノミは犬に寄生して血を吸います。血を吸われると、とてもかゆいのでかきむしってしまいます。そこがはげたり、傷から細菌がはいりこんだりもします。ノミに刺されるとノミアレルギー性皮膚炎になることもあり、ノミを一緒に飲み込んでしまうと腸に寄生することもあります。ノミは人も刺すので駆除はしっかり行いましょう。 |
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ダニについて |
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ダニはノミ同様、犬に寄生して血を吸います。血を吸われると、とてもかゆいのでかきむしってしまいます。そこがはげたり、傷から細菌がはいりこみ皮膚炎を引き起こします。ダニはノミに比べて吸血量も多いため貧血を引き起こすこともあります。 |
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こんなときはすぐに駆除しよう!
■犬の体にノミ・ダニがいた
(わきの下や耳、太ももの内側など、見えにくく皮膚の柔らかい場所によくいます)
■皮膚をよくかいている
■目の細かいクシでとかしたら黒いつぶがとれた (ノミのうんちです)
■皮膚にかさぶたがある |
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ノミ・ダニを駆除するには・・・ |
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獣医さんから処方してもらえる、首の付け根につけるスポットタイプの駆除剤が効果的で安全です。駆除用のシャンプーもあります。 |
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ノミ・ダニの予防
■ノミ・ダニ予防のスプレー
散歩に行く前にスプレーしましょう。(顔、肛門周りにかからないように気をつけてくだ
さい。足元からやってくるので足元にスプレーするだけでも効果があります。)
■家の掃除をこまめにする
部屋の中を清潔に保ち、ノミの住みやすい環境を作らないようにしましょう。
■ノミ・ダニ予防の首輪、バンダナ
ノミ・ダニよけ効果のあるハーブが入っている首輪、バンダナなどがあります。
■スポットタイプ
ハーブからできているスポットタイプのものは、駆除するものではありませんが、
ノミ・ダニがつく前に使用すれば効果があります。 |
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避妊、去勢手術 |
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平均寿命が1.5〜3年延びると、統計上でている。 |
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メス
■発情の煩わしさがない、生理がなくなる
■妊娠を避けることができる、不幸な犬が生まれない
■発情でオスが集まらない
■子宮の病気の予防
■乳腺腫瘍が防げる
オス
■メスを追いかけるストレスがなくなる
■オス同士のケンカにまきこまれない
■性質が穏やかになる
■肛門周囲腺腫、前立腺異常などの発生が防げる |
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避妊、去勢のデメリット |
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肥満になりやすくなる傾向がある。(食事や運動に気をつければ問題ない。)
手術した後、繁殖をさせたくてもできない。 |
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避妊、去勢を考える |
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1回くらい産ませてあげたいからといって、何も考えずに子を産ませ、産んでから「飼えない」と無責任な飼い主に捨てられ死んでしまう不幸な子犬がいっぱいいます。
そんな子たちがこれ以上増えないように避妊、去勢のことを真剣に考えてみてください。 |
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