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病気 |
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狂犬病 |
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狂犬病の動物(すべての哺乳類に感染する)に噛まれると感染する。
日本では絶滅されたとされているが、海外では発生している国がたくさんある。
日本では狂犬病予防が義務づけられている。 |
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特徴 |
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■人・犬/潜伏期間約30日
■発症するとほぼ100%の確率で死亡してしまう
■よだれをたらし、水を恐れ、頭痛、幻覚症状、昏睡、呼吸麻痺を起こす |
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予防法 |
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■犬/狂犬病予防接種をする
■人/狂犬病予防接種をする
■海外(狂犬病のある国)ではむやみに動物に手をださないこと |
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噛まれたら |
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■傷口を石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒する
■すぐに病院でワクチン接種を行う |
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レプトスピラ症 |
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犬、ネズミ、家畜、野生動物の尿から人の口、皮膚、粘膜を通して感染する。 |
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特徴 |
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■犬/発熱、腎炎、出血、死亡
■人/発熱、頭痛、筋肉痛、寒気、死亡 |
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予防法 |
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■犬/ワクチン接種をする
■人/ワクチン接種をする
■動物の尿や汚染された水に触らないようにする |
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治療法 |
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抗菌薬投与 |
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犬回虫 |
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犬の糞から人の口を通しての感染または、犬回虫に感染した家畜の生肉を食べて感染。
口から入った犬回虫の虫卵が、胃や腸で幼虫となり、その幼虫が体の中を動くことによって症状が現れる。 |
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特徴 |
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■人/免疫力の弱い子供やお年寄り、子供に感染しやすい
[発熱、貧血、喘息様発作、食欲不振、など]
■犬/下痢、嘔吐 |
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予防法 |
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■人/砂場には犬が糞をしている場合もあるので、砂遊びなどをしたらよく手を洗う
■犬/砂場には近づけない
■他の犬の糞などに近づかないようにする |
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治療法 |
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回虫駆除 |
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瓜実条虫(うりざねじょうちゅう) |
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犬についたノミから人間の口を通して感染する。
ノミをつぶした指を口元にもってきてしまう、ノミのついた畳、カーペットなどを舐めてしまうなど。 |
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特徴 |
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予防法 |
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■ノミ・シラミを駆除する
■つぶすとノミ・シラミの体内にいる幼虫がでてきて汚染されるのでつぶさないようにする |
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治療法 |
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駆虫薬 |
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カンピロバクター |
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犬の下痢便の中にいる細菌から人の口を通して感染する。
十分に加熱処理されていない鶏肉からも感染する。 |
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特徴 |
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■人/免疫力の弱い子供やお年寄りに感染しやすい
[発熱、貧血、血便、喘息様発作、食欲不振、など]
■犬/下痢、急性胃腸炎、嘔吐 |
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予防法 |
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■人/犬の糞を処理した後など手洗いを必ずすること
■犬/感染している動物の接触をさける |
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治療法 |
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抗生物質投与 |
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疥癬(かいせん) |
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病原体であるイヌセンコウヒゼンダニは人には寄生しないが、噛まれることがある。
犬・猫に寄生する。 |
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特徴 |
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■人/かまれると発疹、かゆみがでる
■犬/かゆみ、皮膚炎
■病原体であるイヌセンコウヒゼンダニが皮膚を深く堀り、その体液を吸って生活し、
卵を産みつける |
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予防法 |
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感染した動物の接触をさける |
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治療法 |
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抗疥癬薬投与 |
特徴 |
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■皮膚との接触で感染する
■真菌というカビが原因
■皮膚炎をおこし、患部がはげていく |
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予防法 |
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■部屋を清潔に保つ
■犬猫の皮膚を清潔に保つ
■皮膚真菌症の動物と接触させない |
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治療法 |
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外用薬、内服薬投与 |
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パスツレラ症 |
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病原体のパスツレラ菌は、ほとんどの犬、猫の口の中に存在する菌で犬猫には問題がない。
空気中にいる菌を吸い込むことによる感染と、犬猫に咬まれたりする感染がある。
猫は足を舐めるので、爪にもこの菌がいることがある。そのため、ひっかかれることによっても感染し、ひどく化膿することがある。
免疫力の弱い子供やお年寄り、病気で治療中の人などに感染しやすい。 |
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特徴 |
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予防法 |
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■犬や猫とキスをするなど過度のスキンシップを慎む
■部屋を清潔に保つこと
■噛んだりひっかいたりしないよう、しつけること |
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治療法 |
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抗菌薬投与 |
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