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基本の知識 |
放し飼いは危険がいっぱい |
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昔、猫は放し飼いの方が多かったのですが、今はだんだんと室内飼いになってきています。
外を出歩く猫は、ケンカによるケガやノミ、ダニ、病気感染の恐れもあります。
ワクチンでは予防できない病気もあり、ケンカや舐め合うなどして簡単に感染してしまいます。
そのような病気は、他の猫との接触を避けることしか予防法はありません。さらに放し飼いの猫の死因には交通事故がとても多いのです。猫にとって放し飼いは危険がいっぱいなのです。
また、猫のおしっこはとても臭うので、他の家の庭でおしっこ、うんちをすれば迷惑になってしまいます。 |
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家の中だけで猫は幸せ |
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「でも猫だって外に出て遊びたいんじゃないの?家の中だけじゃかわいそう!」
と思う人もいるかもしれません。でも猫は家の中だけで幸せに暮らすことのできる生き物なのです。家の中にトイレと落ち着ける場所を用意して、快適に暮らせる環境にしてあげることで、家の中だけをなわばりにして満足に暮らすことができます。
窓の外をジッと見ているのは「外に出たい」じゃなく、ただ自分のなわばりから外の様子を見ているだけなのです。
猫の健康や命を守り、近所に迷惑をかけないためにも完全室内飼いにしてあげてください。 |
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混合ワクチン |
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料金:10,000〜15,000円くらい(病院によって異なります) 年1回
ワクチンは感染症を防ぐために行われます。
ワクチンは1年間しか持続しないため、毎年1回動物病院で受けます。
ただ、生まれたばかりの子猫だけは免疫を確実にするため生後2ヶ月以降に2〜3回受けることになります。接種することで防ぐことのできる恐ろしい病気もあります。
滅多にありませんが、予防接種によってアレルギーを起こす猫がいます。予防接種を受ける前、受けた後はおとなしくさせましょう。 |
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ノミ・ダニの予防と駆除 |
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春から夏にかけては、ノミ・ダニの繁殖が活発になるので特に気をつけましょう。 |
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ノミについて |
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ノミは猫に寄生して血を吸います。血を吸われると、とてもかゆいのでかきむしってしまいます。そこがはげたり、傷から細菌がはいりこんだりもします。ノミに刺されるとノミアレルギー性皮膚炎になることもあり、毛づくろいをしたときなどにノミを一緒に飲み込んでしまうと腸に寄生することもあります。ノミは人も刺すので駆除はしっかり行いましょう。 |
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ダニについて |
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ダニはノミ同様、猫に寄生して血を吸います。血を吸われると、とてもかゆいのでかきむしってしまいます。そこがはげたり、傷から細菌がはいりこみ皮膚炎を引き起こします。ダニはノミに比べて吸血量も多いため貧血を引き起こすこともあります。 |
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こんなときはすぐに駆除しよう!
■猫の体にノミ・ダニがいた
(わきの下や耳、太ももの内側など、見えにくく皮膚の柔らかい場所によくいます)
■皮膚をよくかいている
■目の細かいクシでとかしたら黒いつぶがとれた (ノミのうんちです)
■皮膚にかさぶたがある |
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ノミ・ダニを駆除するには・・・ |
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獣医さんから処方してもらえる、首の付け根につけるスポットタイプの駆除剤が効果的で安全です。駆除用のシャンプーもあります。 |
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ノミ・ダニの予防
■家の掃除をこまめにする
部屋の中を清潔に保ち、ノミの住みやすい環境を作らないようにしましょう。
■外に出ないようにする
外の雑草の中などにダニ、ノミはたくさんいます。
猫は家の中だけで十分暮らせる動物です。完全室内飼いをしましょう。 |
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避妊、去勢手術 |
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平均寿命が1.5〜3年延びると、統計上でている。 |
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メス
■発情の煩わしさがない、大きい声でずっと鳴く
■妊娠を避けることができる、不幸な猫が生まれない
■子宮の病気の予防
■乳腺腫瘍が防げる
■性格が穏やかになる子が多い
オス
■メスを追いかけるストレスがなくなる
■発情のせいで気が荒くならない
■性格が子供のままでいる子が多い
■肛門周囲腺腫、前立腺異常などの発生が防げる
■立ったまま臭いおしっこを壁などにかける(スプレー行動)がなくなるか、
スプレー行動が残っても、特有の臭いおしっこではなくなる |
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避妊、去勢のデメリット |
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肥満になりやすくなる傾向がある。(食事や運動に気をつければ問題ない。)
手術した後、繁殖をさせたくてもできない。 |
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避妊、去勢を考える |
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1回くらい産ませてあげたいからといって、何も考えずに子を産ませ、産んでから「飼えない」と無責任な飼い主に捨てられ死んでしまう不幸な子猫がいっぱいいます。
そんな子たちがこれ以上増えないように避妊、去勢のことを真剣に考えてみてください。 |
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